指導者がかける言葉

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今日はメルマガからの学びです…






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今日のテーマは【可能性】

サンスポより、元広島工の宮川昭正監督のコトバを紹介します。

宮川さんは2000安打を達成した広島の新井選手の恩師で、新井選手に向けてのメッセージです。

「2000安打おめでとう。

新井が入学した1992年4月1日に、私も野球部の監督になって、新井を見たときからキャプテンにしようと思っていた。

プレーぶりはあまり覚えていないけど、よく怒ったのだけは覚えている。

2年生の秋から主将にしたけど、申し分のない主将やった。

でもチームは弱かった。他の部員のミスでもすべて新井を怒ったのは悪かったな。

 
当時は精神野球でガムシャラに自分を殺して野球をするというのが当たり前やった。

そういうことがあって2000安打があるんだけど、ここまでの選手になるとはもちろん思っていなかったし、逆に言えば申し訳なかったと謝りたい。

高校時代は本塁打なんか打つなという教育だった。

かわいそうなことしたなと。もっと本塁打を打てと言えばよかった。

 
ヒットの延長が本塁打だと教えていたが、本塁打の打ち損ないがヒットだと教えていれば、三冠王も獲れたのではないかなと思う。

そうなれば新井の野球人生も変わっていたのではないかな。

 
阪神に行ったときに三冠王を狙えと言ったら、「甲子園は広いですよ」と新井らしい言葉を返されて、ダメだな、これじゃ活躍できないと思った。

じゃあ、なんで阪神に行ったんじゃと思った。三冠王を獲ると言ってほしかったな。バカ正直だから。

ルナ、エルドレッド、新井と3人とも本塁打があるぞと警戒させるのが本当のチームバッティングだと思うし、広島が優勝するために必要なことだと思う。

新井が「4番」で三冠王を争うような成績を残せばカープは優勝するでしょう。

 
新井という教え子がいたおかげでいろんなことに気付かされている。

俺が教えたことは間違いで、可能性の芽を摘む指導はいけないとわかってほしい。

新井は今後、日本の野球界を背負って立つと思うが、そのときは若い子をスケールのでかい選手に育ててほしい。 

(呉工高教諭、元広島工高野球部監督)」




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かける言葉次第で

選手の未来が変わってきます。






今も大切ですが、未来を見据えた指導を意識していきます。



指導者がかける言葉



また明日も、愛される野球部を目指して過ごしていきます。
今日も1日お楽しみ様でした…


氣づかせ屋 山城祥太朗



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